当院では、腰痛は腰そのものに原因があると考えていません。
確かに腰回りの筋肉や神経が痛みを感じている症状であり、腰に対してマッサージなどの施術を行えば痛みを和らげることができます。当院でもその様な施術も行います。
しかし、その効果は一時的なもので、痛みを誘発させている部位を放置しておけばすぐに再発してしまいます。
痛みを誘発させている部位は様々で、首、足、背中、骨盤など一見関係ないと思える部位が原因となっていたり、内臓疾患や心理的な要因が関係している場合もあります。
この痛みを誘発させている原因をいち早く見つけることが非常に重要です。
大切なのは痛みを和らげると同時に、痛みを誘発する原因を突き止め、それを改善することです。
当院では患者様一人一人の体質や生活のクセに根源が潜んでいると考え、まずは丁寧に問診し、その後 触診で身体の特徴や歪みを確認します。
そうすることで痛みの根源が全身のどこにあるのかを判断でき、それに合わせた治療が行えます。
具体的な治療法は、痛みを和らげるためには手技をメインとして「ほぐし、筋調整、電気治療」などを行い、痛みを誘発する原因の治療には、「整体、骨格矯正、関節の調整、ストレッチ」などを行います。同時に日常生活の中での原因があればアドバイスさせていただいております。
腰痛でお悩みの方は、ゆあさ整骨院にご相談ください。
初回はどなたでも500円で問診・検査・施術をさせていただいております。
きっと腰痛改善のお手伝いができると思います。
このページでは腰痛の種類別の原因や対処法、当院の治療法などを紹介します。詳しくは目次をご覧ください。
【目次】
・病院では腰痛の85%は異常が見つからない
・「病院」と「ゆあさ整骨院」の治療の違い
・ぎっくり腰(急性腰痛症)
・一般的な腰痛(悪い姿勢や日常生活で起こる原因不明の腰痛)
・腰椎椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・腰椎分離すべり症
・腰痛からくる坐骨神経痛
腰痛とは病気の名称ではなく、腰からくる痛みや痺れなどの不快感の総称です。
病院で画像検査などを受けて原因が特定できるものは15%程度といわれており、「特異性腰痛」といいます。特異性腰痛には「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「脊椎分離症」「脊椎すべり症」などがあります。残りの85%は病院で検査をしても異常が見つからない腰痛で「非特異性腰痛」といい、「ぎっくり腰」や日常生活で起こる「いわゆる一般的な腰痛」がこれにあたります。
ヘルニアなどの特異性腰痛は病院や整形外科では手術や注射で、当院では手技や治療器を使って改善を目指します。非特異性腰痛である「ぎっくり腰」や「一般的な腰痛」は病院では湿布や痛み止めの処方で終わってしまうのが一般的です。当院では痛めた筋肉や靭帯をしっかり治療し、腰痛を引き起こす原因を特定して改善していきます。
ぎっくり腰は正式な名称を「急性腰痛症」といい、ドイツでは「魔女の一撃」と呼ばれ、腰の突然の激痛のことをいいます。急性腰痛症には以下の特徴があります。
・突然腰に痛みが走る
・動くと痛みが悪化する
・レントゲンやCT、MRIでは異常が見つからない
・神経痛やしびれ、麻痺などはない
何か物を持ち上げようとしたときや腰をねじるなどをしたときに起こることが多いですが、立ち上がる動作や日常の動きでも発症するこることがあります。症状が重い場合はズキズキした鋭い痛みにより、立つことはおろか寝返りを打つこともできなくなります。
「レントゲンなどで異常が見つからない」とあるように、急性腰痛症は負傷部位が不明になることが少なくありません。
腰回り対して、日常的または瞬間的に負荷がかかり、筋肉がキャパオーバーとなり筋肉、関節、靭帯などの腰の組織に損傷が起こります。
現在、ぎっくり腰の原因は以下が考えられています。
①腰への過度な負荷
重いものを不用意に持ち上げたり、運動で腰に過度な負担をかけた
②筋肉疲労や筋力低下
同じ部分の筋肉を使いすぎて疲労したり、加齢や運動不足によって筋力が低下している
③姿勢の悪さ
崩れた姿勢のまま生活することによって、全身のバランスがくずれ腰に負担がかかる
ぎっくり腰になった場合は、腰回りの組織が炎症を起こしている状態なので、すぐに保冷剤などで冷やすことが大切です。その後、整骨院などで治療を受けることで、ほとんどの場合は短期間でよくなります。しかし一度発症すると再発をくり返しやすくなります。日常的に腰へ負担がかかり、自然に回復するスピードが追いつかなくなると再発するため、腰への負担を軽くすることや、定期的に当院などで施術をうける事で予防することができます。
ぎっくり腰は早期に治療することが大切です。
当院では超音波治療やハイボールテージ治療、アイシングでまずは炎症を抑えていきます。
同時にお身体のバランスを整え、日常生活では気づきにくい「クセ」など、腰にかかる負荷を探し出し、アドバイスさせて頂きます。
ぎっくり腰は再発しやすい傾向がありますが、その理由の多くは間違った治療にあると当院では考えています。湿布やマッサージ、鎮痛薬やブロック注射では一時的に痛みをなくす、あるいは感じさせなくするだけで、本質的な問題はそのままだからです。
当院は、ぎっくり腰は腰そのものに問題があると考えていません。
患者様一人一人の体質や生活習慣に根源が潜んでいると考え、まずは丁寧に問診し、その後触診で身体の特徴や歪みを確認します。そうすることでトラブルの根源が筋肉か、骨格か、自律神経かといったことを判断し、それに合わせた治療が行えます。
さらに、ご自宅でもケアできるように、日頃の姿勢の整え方やストレッチなど簡単にできる方法もお伝えします。これらを毎日行なっていただくと不自然な歪みの矯正が早くなり、正しい姿勢を取り戻しやすくなり、結果としてぎっくり腰などの腰痛の予防につながります。
・発症~治療初期(発症から3、4日程度)
ぎっくり腰の治療初期は痛みを取ることに集中します。超音波治療やハイボールテージ治療、アイシングで患部の炎症を抑える治療が効果的です。
また、腰回りの筋肉の柔軟性がなくなり、患部に負担がかかりやすくなっていますので、体幹や骨盤、足まわりを調整し患部にかかる負担を減らしていきます。当院の患者さまでも反応が早い方は、一回の施術で痛みをほぼ感じなくなったり、腰をかばいながらなんとか来たのに、普通に歩いて帰られる方も多くいらっしゃいます。ここで治療をやめてしまう方もいらっしゃいますが、この後の治療過程が再発防止に重要となります。
・組織の回復期(発症から10日間程度)
炎症が収まってくると組織が回復してきます。この期間は患部の筋肉を調整し、回復スピードを高める治療を行います。また、体幹、骨盤、足の調整を継続し、患部の負担を減らすことで症状のぶり返しを防ぎます。
・最終調整(発症~2、3週間程度)
患部が回復してくると、つっぱり感、ハリ・コリ感になってきます。再発を防ぐために、患部の筋肉や関連する筋肉の最終調整を行っていきます。同時に、患者さまの姿勢や癖を調整していくことで、再発しにくい身体づくりを目指します。
ぎっくり腰の治療は姿勢や癖の矯正まで行うと、トータル2、3週間で終了するのが一般的です。
デスクワークや運転などで長時間同じ姿勢が続いたり、腰に負担のかかるお仕事をしていると、腰回りの筋肉が緊張し、強張ることで血流が滞り、腰痛となります。
ぎっくり腰は急激な腰への負担で筋肉が耐えられるレベルを超えた時に発症しますが、この一般的な腰痛は筋肉の負担が蓄積している状態なので、簡単にぎっくり腰になってしまう場合があります。
また、腰の筋肉の柔軟性がなくなっている場合が多く、その場合、腰の骨に過重がかかりやすくなり、ヘルニアや坐骨神経痛を誘発させやすくなったり、分離すべり症や脊柱管狭窄症を悪化させる要因になると考えられます。
同じ姿勢から次の動きに対して鈍い痛みを感じます。
慢性的な鈍い痛みが続くこともあります。
腰回りやお腹周りの筋力が低下している状態で同じ姿勢が続くと、血流などの循環が悪くなり筋肉の疲労が蓄積していきます。また、お仕事などで腰の筋肉を使ったり、前傾姿勢が続いたりすると、筋肉や靭帯に弱い負荷がかかり続けて、ある一定のレベルまで疲労が蓄積すると腰痛として痛みを感じると考えられます。ぎっくり腰は患部に炎症が起きていることが多いですが、この腰痛は炎症を起こしていない場合がほとんどです。
長時間の姿勢の合間に少し体勢を変えることで血流を良くしたり、ストレッチをすることで筋肉の強張りを防止することができます。また、腰の筋肉に負担がかかる状況を少なくすることや、入浴によって血行を良くすることも効果的です。ただし、ぎっくり腰のように激痛を伴う場合は筋肉に炎症が起きている可能性がありますので、入浴は控えたほうがよいと考えられます。
腰回りの筋肉や関節を調整して、強張りや緊張を解消して痛みを取り除いていきます。筋肉の柔軟性が良くなることを意識しながら施術を行うことで、ヘルニアやすべり症など他の腰痛疾患の予防効果も期待できます。また、全身を整体することで血流を改善したり、腰に負担がかかるような姿勢や癖を改善していきます。
ストレスが影響している場合は、自律神経の調整など総合的に施術することが大切です。
背骨と背骨の間にある軟骨繊維(椎間板)のクッション材が飛び出る症状の事をいいます。
ヘルニア事態の症状では痛みを感じることは少ないですが、椎間板が神経を圧迫すると坐骨神経痛を起こし、足やおしりに痺れがでます。
腰周りの痛みとしては背骨が安定していないことによる筋肉の強張りや慢性的な鈍痛を感じます。
日常的に悪い姿勢が続くと背骨の歪みが継続し、それを支える椎間板が外へ押し出されて発症することが多くあります。
病院で椎間板ヘルニアと診断が出たとしても必ずしも手術が必要とは限りません。歪みを整え、バランスを調整することでヘルニアの症状を緩和させることができますので、日常生活の中でも悪い姿勢をしないようにすることが大切です。
腰椎椎間板ヘルニアの場合、全身の歪みを整えることが非常に大切です。患部への施術などで椎間板の飛び出しを抑えたところで、お身体に歪みがあると再発する可能性が高いからです。
当院では患部の施術はもちろんですが、患部に負担をかけている原因部分を特定していき、全身のバランスを整えながら改善していきます。
患部への施術としては、筋肉と背骨の柔軟性を回復させ、原因となっている椎間板が元の位置に戻りやすくなるように調整します。
また、適度な運動や定期的なメンテナンスで再発を防ぎ、姿勢や癖の改善など上手につきあうためのアドバイスもさせていただきます。
脊椎神経の通り道が細くなり、神経を圧迫することで起こる症状です。
慢性的な鈍痛とともに、動きにくさ、強張りを感じます。
神経を強く圧迫している場合は坐骨神経痛となり、足やおしりに痺れを伴います。
骨盤の前後の歪みや、腰を使う作業が続くと靭帯が太くなったり、背骨本来の柔軟性がなくなり変形することで、神経が圧迫され発症することがあります。
立ちっぱなし、座りっぱなしや腰に負担のかかる作業を減らすことが有効です。
長時間同じ体勢が続いてる場合は適度に姿勢を変えることが大切です。
脊柱管狭窄症の場合、背骨や骨盤の柔軟性を回復させることが大切です。柔軟性を失うと脊柱神経の通り道が細くなり神経を圧迫させるからです。背中や腰回りの整体、骨盤矯正をすることで患部の柔軟性を回復させて神経の圧迫を弱めていきます。
背骨の一部が何らかの原因により亀裂が生じて離れる事を分離症といい、その骨が筋肉に引っ張られ動いてしまう事をすべり症といい、それらが合わさる事を分離すべり症といいます。
ギックリ腰のようなズキズキする痛みや急激な鋭い痛み、慢性的な鈍痛、強張り感、腰の柔軟性が低下するような感覚があります。
アスリートの方など、激しいトレーニングにより背骨に対して強い負担が持続的にかかることで発症することが多くあります。
腰周りだけでなく、全身の関節の柔軟性、筋肉の疲労を溜めないように筋疲労を回復する事が大切です。
骨事態の修復は難しいですが、全身を整体することで、背骨の柔軟性や関節、筋肉のバランスを整え、悪化防止と痛みの回復をすることが可能です。
骨についている筋肉が引っ張ってしまうことで「すべり」となり、痛みが発生する場合はその筋肉の柔軟性を回復してあげることで痛みがよくなります。
現在もスポーツを続けている方やお仕事で身体を酷使する方は悪化する傾向があるため、特に筋肉のメンテナンスが大切です。
坐骨神経痛は病名ではなく、おしりから足にかけて痛みや痺れが伴う状態をいいます。
おしりから太ももの裏あたりがズキズキするような痛みや痺れを感じる場合がありますが、痛み方は人によって異なります。
原因はさまざまありますが、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因となって神経を圧迫することで痛みや痺れを感じることがあります。他にも、おしりの筋肉に坐骨神経が締め付けられて起こる場合もあります。
坐骨神経痛は神経痛を起こしている原因を特定することが大切です。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因であれば、それらを緩和するための施術を施します。おしり周りで坐骨神経が圧迫されている場合は、筋肉や股関節の調整や骨盤矯正をすることで症状の改善をしていきます。
ゆあさ整骨院では、様々な腰痛に対して施術することができます。
病院への受診が必要であれば専門の病院をご案内することもできますので、お身体の相談窓口としてもお気軽にご相談ください。